ちょこっとSisterを読め。

ちょこッとSister 4 (4)
狭い空気を通る甘酸っぱい風。
それぞれの枠で進んでいく現実。
それでもあるようでないようでしっかりとある兄妹の関係。
訪れる残酷な現実と、無邪気に進んでいく生活。


ゆるやかな日常の描写と、ちょこの現実離れした可愛さが香り立つ、分岐点的な第四巻です。
ねこにゃんダンスを踊るちょこの描写は、この作品的にも忘れられない一ページとなることでしょう。
この曇りの無い、妹、の姿、はいつまで続くのか、続けられるのか。
サンタに頼んだその願いは正しかったのか否か。
ふと掴んでみると狂気、のような優しい空気はこのまま続いていくのでした。