書店員日記

ゴミ箱に文庫(しかも新刊うちのカバー付き)が捨ててあった。


ジャンプやマガジンみたいな雑誌は値段も安いし、何より家に持って帰ってしまうと意外とデカくて重いゴミになってしまいます。
そんでまぁ、駅のゴミ箱に捨てたり荷物置きに放置したりしますね。
そしてそれが駅前で100円で売られたりしてるのは公然のヒミツ☆


皆さんは、文庫だったらどうしますか?
確かに500円前後で買え、車内で読んだり暇つぶしにちょっと買ったりしたような文庫ならもう読み返すことも無いし…
…捨てます?


ライトノベルとか個人的に思い入れのあるシリーズとかなら捨てる人はまずいないでしょう。
ちなみにうちの書店のゴミ箱に捨ててあったのは、ハヤカワのSFアクションものと祥伝社の時代劇ものです。
あーまぁ、読み捨ててもいいような感じの内容のものなんですけどね。レンタルだけで出てるB級映画みたいな感じです。


でも何か、文庫を捨てるって結構自分なら勇気出さないと出来ない行動だなぁ。
本の体裁をしてるものを捨てるっつーのは、なんかほんともったいないおばけが出てきそうです。
あと、本の神様もちょっと怒りそうですし。
まぁ、本の価値など人それぞれなので、その文庫は二度と読み返すことの無い程度のものだったのでしょう。
ぶっちゃけ、ハヤカワのやつはかなり大御所のモノなんですがそこらへんは色々とゴニョゴニョ…


あ、ちなみにその捨ててあった文庫は私が持って帰りました。びんぼくさっ(ノ∀`)
まーったく読んだことのないジャンルなのでちょっと楽しみでありますよ!