こぬこ

よく行くビデオレンタル屋(何を借りるかってのは野暮な質問だぜハニー)の帰りに、こぬこが5匹くらいいる喫茶店の駐車場があります。
いや、歩道の縁石があるからって、そこで丸くなってるのは危ないって(;´Д`)
みたいな状況が何度かありました。
近づいたら逃げていきました。それでも近づいたらボスっぽいでっかいのが出て来て

なんじゃワレェ(゜Д゜#)

みたいな感じでどっしりと構えていました。周りのこぬこも距離をとりながらこちらを見つめてきてっていうか凝視ですね。
至福。でも危ないよね。車の多い道の歩道で寝るくらいのこぬこ達。


そして今回は、一匹のこぬこが車道で動かなくなっていました。
黒のしまのはいった、小さな手の平に乗る小さなぬこです。
ぬこは道路に倒れていると、足がピンと四本のびて、そのまま少しなだらかな背にくっついているんです。
寝ているようなんですよね。とても痛い、痛い痛い痛い何かがきたのかもわからないのに。


でも私は、道路で死んでいる猫を抱き上げられるほど人間ができていません怖いんです目をそむけますすぐに。
見ることもできません。勿論泣きません。頭の上のほうから背中にかけて何か嫌なモノが走るだけです。


見ず知らずの猫の冥福を祈ると憑かれてしまうそうです。
そうでなくても、その場でぬこに対して何かをしてやれるほど何も出来ないそんな人間です。