2冊あります森博嗣

詩的私的ジャック (講談社文庫)
詩的私的ジャックですが…正直あまり印象に残ってないなぁ。
敢えて言えば、犀川先生のもったいぶりはそろそろ止めた方がいいんじゃないかってことくらいですかね(;´Д`)
萌絵がまたもや危険に晒されるわけですから。ホントに好きなのか?流石はSという所か?www
あーでも、犀川がほとんどいない中で自覚していく萌絵は可愛かったです(*´д`*)
つーか挿絵欲しいーーー!!!
この辺りの作者が流行っていた頃…ちょっと前かな、その時は絵に起こして同人とか出てたんかな…めっちゃ読みたいわ。


封印再度 (講談社文庫)
タイトルが素晴らしい。
封印再度ってのもいいし、WHO INSIDEってのも素晴らしい。
音の響きもいいし、話の流れにも掠ってるし、これを才能というのかねぇ…( ゜Д゜)⊃旦
話的にはえっと…



泣きました。
えぇ、泣きましたとも。

萌絵のエイプリルフールに見事だまされましたとも!

今までのお嬢様我儘ぶりとか、犀川先生への恋とか、魔性の女っぷりとか、それでいて子供な所とか色んな場面がフラッシュバック。
そう、正にマリモの如くフラッシュバックですよ。
いやーもぅ、そりゃ犀川先生も怒りますよ。アニバーサリィですよ。
トリックがあまりに突拍子無いので、印象に残るのは萌絵の諏訪野を巻き込んだ大掛かりな嘘です。
本当に良かったよー。゜・(ノД`)人(´Д`)人(Д` )・゜。