空のまんなか フルーツバスケット

空のまんなか 3 (りぼんマスコットコミックス)
3巻で完結だそうです。イメージ無いから分からないかもしれないけど、空のまんなか。ね。
まー少女漫画にありがちな、在り得ない設定から始まる物語ですが、割と内容は面白いです。
面白い、というのは期待を裏切られる面白さではなく、ベタ・王道という種に分類される面白さです。
だってほら、ピアニストとプロ級のサッカー少年と、モデル並の妹と発明家の弟って………書き出すだけでも笑えてきますねw
まー、それでもほのぼのと、なんとなく「りぼん」っぽいなーって感じで安心感があるというか。
どうせ3巻までしかないんだし、買ってみてもいいかと思います。


フルーツバスケット (18) (花とゆめCOMICS)
だからさ。
新刊ってのは絶対表紙を必要としてるんだって。
それなのに、発売されてもまだ「?」って、いくらはてなダイアリーだからといって手を抜きすぎでないかい?
必ず発売日にはイメージを入れること、くらい徹底させてもいいようなものだけど。
白泉社コミックスなんてマイナーでも何でもないし。
ちなみにフルバですよー(;´Д`)


って、そんな事はよくないけど置いておいて。
フルバを休憩中にスタッフルームで読んでいて、不覚にも泣きそうになりました。
もともと涙腺は弱い方なんですが、依鈴の健気さというか意志の強さに感動しました。
確かに、おにぎりとの相性は良さそうですね。お互い一途で頑固なところとかそっくりで、いい親友になれそうです。
もー照れてる鈴ちゃんかわぃぃったらぁ(*´д`*)  ハルも幸せになって欲しいし。今回の行動はなかなかいいぞ。他の十二支には出来ない事だ。


やっぱ読む側に、憐人の神的要素が伝わらないってのは大きいかな、と今回の話を読んで改めて思いました。
その、大げさに争っている根幹が、読者に見えてこない。
猫の暴走とか、分かり易い状況ならまだしも、神と十二支の関係はそろそろはっきり明確に「なんで逆らえないのか」を書き出したほうがいいと思う。
いい大人、の年齢の人間も沢山いるんだしさ。ちょっと説明不足のまま最後に突っ込もうとしてるよね。
まぁあれだよ。今時、昔話の十二支の話を知っている子供がどれだけいるか、って話ですよ。
一つの神のいわゆる「唯一神」が支配する世界でもなくなっているわけだし、憐人の位置付けがかなり甘いと思う。致命的に。
あー、ホント、憐人いらなかったなー。普通に呪いで困っている十二人の話だったらどんなに良かった事か。


でも、鼠×真知は、ありだと思う。よりにもよって相手が「真実を知る」ってのはどうなのよ、みたいな。
あんな女から、真実を引き出せるのかって話もありますが、何事も極端な方が明確な答えを得やすいものですしおkでしょう。