人生初体験☆

えっと、痔ということでこないだの日記に書いたのですが、ついに病院に行って来ました。
頑張って仕事に行ったはいいが、常に後頭部に釘が刺さっているような突く痛みを抱えたままではやはりダメでしたね。周りに気も使えず、最後にはダウンしてしまいました。
早引きして病院へ行き、熱を計ると38度(;´Д`)どうりでフラフラすると思った。
「じゃあズボン下ろして横になって」と医者に言われて横になる。
「患部を見せてもらいますね」と言ってお尻をがばっと開く。


「グガァァァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!」


っちょ、ちょっとまて医者!そ、そんないきなり…
「あー膿が出てるねー。(看護士)にガーゼ取って。…拭きますね。


「ヴォァァァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!」


目の前にあった壁を掻き毟ってしまいました。痛いなんてもんじゃない。激痛の上の言葉ってなんだ?とりあえず「痛」という感じでは足りません。それくらいです。

しかし、まだここは「診ている」段階…まだ…治療では………ないッッ!!!!


「部屋を替わってもらいます。看護士さんについて行ってください」
言われるままフラフラと看護士さんに付いていく私。更衣室で渡される病人着は、しっかりお尻のところに穴が空いていましたw
…そして処刑台手術室へ。
オペの前に説明が始まる。
「膿を出し切る為、局部麻酔をして患部を切開し拡げ、ゴム製の管を肛門に入れます」簡単に言えばこんな説明でした。ふーん、麻酔って初めてだなーと思っていると
「麻酔は患部に直接行いますので、かなり痛いです。ここはご辛抱下さい」



脅え、という感情を久々に抱きました。注射を直接、痔の部分にするだって!?正気かお前ら!!…でももう逃げられないし、手をつねって誤魔化そうと子供じみた事を考えていました。
…うん、甘かったんですけどね。
「では、始めます。かなり痛いですから、どうぞご辛抱ください」
医者の言葉で看護士二名が、私の体を押さえつける。あぁ…ドラマでこういうシーンみたなぁ…


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


人は、言葉以上の何かを発する事ができます。間違いありません。というか、三途の川のせせらぎは意外と美しかったです。
気が触れそうになりましたが、体は耐えられない痛みを受けると逃げようとするみたいですね。気を失いかけましたw
まぁ、失いかけてもまた麻酔がきて絶望的な感覚が脳髄を貫くのですが。
本当に
本当に
本当に
本当に
これほど辛い体験は、本当に初めてでした。手の平は爪が食い込んで内出血してるし、あまりに強く握りすぎた為しばらくの間開く事ができなかったし。
頭はぼーっとして、もう色々な事が吹き飛びました。自分の叫び声も聞けたし。なんつーかもう、いや。いやなの。


んで、管が入って膿が出続けるのでガーゼを常に当てておかなければならないのですが
「ガーゼよりも生理用ナプキンが楽ですよ。バンソウコウで止めてください」
と言われたので、ドラッグストアで買って来ました。ナプキン。
あぁ。
まさか男として生きていく間、我が人生の中で、まさか女性用ナプキンを付ける日が来るとは思わなかったな…(;´Д`)


完治まで一週間。トイレがかなり不便です。お風呂にも入れません。でも仕事には行かないと。
大変だ。自業自得だけどね。
みんなも気をつけよう。軽い痔だからといって放置しておくとマジで後悔するぞ。