とらドラ!

とらドラ!1 (電撃文庫)
存在自体を知らなかった(田村くんを読んでいないので)んですが、2巻が発売になり表紙が気になったので1巻を購入してみました。


…ふむ。
恋愛クロスオーバー型ですか。主人公一筋じゃないと嫌だ!みたいな人は結構いるもんですが、私は好きです。
っていうか、恋する女性を応援するうちにその子を好きになるのは、当然と言えば当然ですしね。
あれは何ですかねー。好きな人がいると、出てくるフェロモンが違うんですかねー。急に綺麗になりますよね。って、別にリアル話はどうでもいいや。


この作者さんの本を初めて読みましたが、なかなか面白いですね。
多少文の流れが悪くて読みにくいのですが、一歩引いた詩的な視線とか割と好みです。
完全な一人称だと、シャレたセンテンスが書けないので半三人称にしてるのかな?ちょっとそこが読みづらいかも。
それでも大河(って藤ねぇをどうしても思い浮かべてしまう…)のキャラは凄まじく可愛いので、いいね。竜の方は、ごめん。正直印象に残らない(;´Д`)
北村も櫛枝もそう。薄い。大河オンリーで引っ張っていってる感じですかね。実際の目的も多分そうなので問題は無さそうですが…
どうしてもガーゴイルを読んだ後だから、それぞれのキャラの厚さに上下があると気になってしまうなぁ。