魔砲使い黒姫

魔砲使い黒姫 11 (ジャンプコミックス)
今まで全く興味を惹かれなかったのですが、頭が焼けてきたので返品しようと思いパラパラと中を見たところ…


「………ん?結構面白いんじゃね?」


ってことで、漫喫で読破しました。


掲げている愛と正義は、かなりこっぱずかしいですが何と言うか、ここまで堂々と言い切っていると裏返って逆に気持ちいいかもしれません。
ちょくちょく零に胸キュンする黒姫は、結構可愛いですしね(*´Д`)
月マガ的展開と言えばそれまでですが、まさか零が○○とは思いませんでしたよ。
いやむしろここでHappyEndでよかったんじゃないの?って思うくらいです。
まぁね。男も女も敵も味方も色々出てきてちょっとこの先目が離せない展開が待ってそうでドキドキですが…、零がいないとイマイチ盛り上がらないなー。


黒姫の能力のデタラメさ加減は好きです。やりたい放題。うん。最強を名乗るにはそれ位出来ないとね、ってところまで出来てるのがいいです。
だから、記憶を無くすことで力を発揮するという設定はどうかと思うのですよー。
確かに魅力的で悲劇的で物語的ではあるんですけど、話自体に勢いというかベクトルが乗らないというか。何かどうも煮え切らない感が漂っててスカっとしない。
どうせ無くすなら、一気に一発でどかーんと無くなってしまったほうが良かったんじゃないかなぁ。


見る人が見れば、チープで度し難い展開かもしれませんが、割と好きですよ。発注し直して起きます。