逆転裁判4

逆転裁判4(通常版) 特典 オドロキヘッドフォン付き
以下、あるまじきネタバレの感想が書かれております。お気をつけ下さい。




























終わりました。
逆転裁判4も、とうとう終わってしまいました。
再プレーをする性質のゲームで無い以上、最初から丁寧に丁寧に全てのテキストを見る覚悟で進めて来ましたが………
やはり祭りには終わりがあります。残念ながら。


正直、色々と物足りない部分はあります。
ダイアンなんて、かなり裏がありそうなのにアレだけの出番で終わり…って、そりゃないでしょう。
っつーか、第3話ってすんごい違和感ありまくりのまま終了しか感があるんですが。
マキとか繭とかもそう。ラミロアは結局最後で本筋に絡んできましたが、その他の落としどころが意味不明。
司法長官の息子がどうの…って話を振っておきながら、何の結果も提示せぬまま次、ですか('A`)。


あとなー。
霧人を最終的に追い詰めた「裁判員制度」もなー。
訴えてる立場であるはずのプレイヤーとしての私でさえも「え、それで霧人は有罪なの?」となってしまいます。
終わりが緩い。それは、一般人が裁定を下す事に対する不信感からくるのかもしれませんが、やはりどこか納得がいかない。


そう、昔から逆転裁判シリーズは、思い返すと穴だらけの作品なんですよ。
それは「法」という、極めて厳格であるべきモノをエンターテインメントとして表現しているから当たり前なのですけれど。
でも、その心意気とチャレンジ精神はさすがカプコンって感じがして、ゲーマーとしてはドキワクなわけです。
そして、この逆転裁判4も素晴らしかった。
テキスト、グラフィック、演出…全てにおいて逆転らしさが出ていて、ファンとしてはたまりませんでした。
キャラのもつ特有のセリフが、気持ち悪いほどに記憶にまとわりついてくる感触がホント、もう、(・∀・)イイ!!。



あとは切に願いますは……………みぬきちゃんの事かなぁ。
物語を通しても、結局最後まで宙ぶらりんな感じで終わってしまってるんじゃないかな、と。
んで、そんな中途半端なままで終わってしまってはいけないほど、とても良い子なんだ、と。
成歩堂しか知らない涙は、ゲーム内ではほっとんど出てきませんが…
それでも彼女はもっともっと幸せになって自然に笑って過ごしていいはずです。
母はいるのですし。
父の話で全く揺るがなかったみぬきは、正直悲しかった。
ならばせめて、母の腕の中で幸せになるべきです。
常に表示される印象が、全て明るいものだから尚更思いますね…。


あぁ。
とにかくとにかく逆転裁判は素晴らしい。
その不完全燃焼なのは、次の5が出るからと思って間違いないでしょうか。
そう思えば、穴だらけの4(むしろ3話)も可愛く見えてくるものです。
ナルホド&オドロキで


( ゚Д゚)_σ異議あり!!


ってやってもらいたいッスね!