近所に新しく出来たので

行ってきました。「笑店」というラーメン屋です。笑点と掛けてるんですかね…
場所は国道沿いなんですが、ちと車止めにくいところです。信号と信号の中間でスピード出てる頃ですから。
まぁ取り敢えず入ります。「よくぞいらっしゃいました」という張り紙がお出迎え。
テーブル1、カウンター8位の小さなお店です。元々ここは揚げ物屋だったんですがサクッと潰れました。
その前はたこ焼き屋で、これは結構有名繁盛のお店だったんですが移転したんですよねぇ。んで移転先で潰れました。南無。


店員は…明らかに脱サラしたっぽい夫婦二名(;´д`)。これは痛い雰囲気漂ってきました。
いらっしゃいませ、と差し出される水。さてメニューは、と…
しょうゆ とんとり(?) とんこつ ときたま(??)
名前から察するに、とんとりはトンコツと鶏、ときたまは…溶き卵だろう。
「メインは何でやっているんですか?」とおばちゃんに尋ねると「うちのオリジナルは溶き卵ラーメンです」と返された。
ふむ、やはり卵か。
「じゃあそれ下さい」「餃子はいりませんか?」「あ、じゃあそれも。あとビール下さい」
でオーダー終了。とりあえず一口水を飲み………。
…。
…。
水が不味い。明らかに水道水そのまんま。塩素臭っ。
こりゃだめだ。早くビール来ないかなー………ってこねぇ。
テーブルを片付け始めるおばちゃん。おいおい、私のビールはどうしたよ。
仕方ないので不味い水をちびちびしながら店内を見渡すことにする。
写真・瀬戸の今昔
ふむ、明らかに万博客狙い。のし上がろうとしてますな。なかなか無いチャンスだしその姿勢は◎。
貼紙・創業25年。うちは外見ではなく中身で勝負です
創業25年?…ふむ、どこかで店を出していたってことかな?しかしこんな水を出すような神経でよく続いたよなぁ。


としてる間に麺が茹で上がった模様。
スープを入れてかなりの時間放置されていたどんぶりにそのまま麺を入れる。
メンマ、チャーシューを入れて出される、ときたまラーメン。薬味は別皿から入れ放題らしい。
さて、予想はついてるがまず一口。うむ。ぬるい。
味はしょうゆベースの甘め系かな。特にダシを強調するでもなく、なんていうか中華料理屋のスープに近い。
ってのはいいすぎで、ぶっちゃけ、家庭のインスタントラーメンに自分で卵いれてかき混ぜたような味です。うぁ。
メンマは市販なのか筋張って固いし、麺も卵麺なんですが固まりすぎ。ほぐそうよもうちょっと。
チャーシューはさすがにそこそこ( ゜Д゜)ウマー
さて、甘いし薬味いれるかぁ。ねぎ投入。食。うわ!辛ッ!!葱辛ッ!!!
家で自分で葱刻んで、少し放置していたような味です。つーか色んな味をこれがダメにします。


あー。えーと。
…。
だめでしょ、これは。
いくら万博で人が増えるからって、その時だけでしょ。
近くに有名なチェーン店があるんですが、明らかにそこに勝てる気配がありません。
んで、トドメとして。
まだ私が食べてるのに、店主が厨房で煙草吸い始めやがりました。
かちーん。
ありえんありえん。本気か?このおやじ。
とりあえず一ヵ月後くらいにはもう潰れてることでしょう。こんな店が残るわけがありません。
25年ってのは恐らく脳内でラーメン屋開いていたんでしょうね。これなら売れる、とか思っちゃって現実化しちゃって。
残るのは借金だけですかね。さよなら夫婦。二人手を取って力強く生きていって下さい。