咎狗の血

えっと、はまぞうでは出てきませんでしたが、分かる人には分かるでしょう。
今、大人気のアノゲームです。PCです。パッケージに美形男ばかりなのに18禁なのですなぜか。
酒呑んでのみすぎたので勢いで書いちゃいます。失礼な言葉なら失礼ヽ(゜∀゜)ノゴメンネ


あ、買ったわけじゃないですよ?
そこは誤解無く。っつーか誤解しないで下さい。お願いします。お願いします。


所謂ボーイズラブのゲームをプレイしたのはこれが初めてです。勿論ずっとオタクやってきているので、男×男の存在はちゃんと知っています。
間違えて買ってしまったこともありますし ヽ(`Д´)/。あ、やおいのギャグ系は嫌いじゃないですよ。


そんな感じで本格的なソレに突撃してみました。



ぐはぁ(;´Д`)




やっぱり偏見というか先入観があるとしっかり楽しめませんね。エロに行きそうな雰囲気になると自然に身構えちゃいますもん。
ストーリーの流れとしては悪くないです。ありがちな感じはしますがキャラが立ってるので(アレじゃないよ?)楽しめます。
まぁちょっと、ユーザー側の知識というか意識に頼っちゃってる部分は多々ありますが、それは男性向にも言える事ですからね。


んで、その身構えちゃうエロ場面は、シナリオ全体から見ると1:9位です。そう、ほとんどありません。
男性向で言う、シナリオ重視型のエロゲー並です。ダ・カーポやシャッフルとか思い出して頂ければ分かるかと。抜きゲーじゃないんですね。


そこまで来てふと思いました。「女性向ゲームで抜きゲーってないんかな?」
いや…何か既にセクハラ発言のレッドランプが付いてますが、かなり気になる事です。
元々、エロゲーってのは男性的欲求の為に生まれ出たものですよね。ホント、ビジュアルノベルというジャンルがPCゲームに入ってくるまではその傾向が強かったと思います。
ボーイズラブゲーが世間に浸透してから(いや世間ってのは嘘だなw)まだあまり過ぎてませんが、どんな快楽を求めてそれを買うんでしょうね。
それは「男性同士の絡みが、それを見ている女性に対してどんな興奮を引き起こすのか」という意味も含まれていますがそれよりも、
「絡みを見て楽しむだけでいいのか?」って疑問の方が強いです。
貸してくれた方が言うには「そういうシーンは笑う所だよー」だそうです。
確かに笑いました。「うはwwwモザイクする箇所多すぎwwwwww」とか。襲う言い訳とか、結構笑えますよね。
でも、このゲーム。いい値段するんですよ。こんな些細な絡みを見る為に払う金額ではないと正直思います。


男性的な性は、書籍という形でとても安価で様々なジャンルのエロを満たす事が出来るまでに発展していますね。しかし女性側…つまりボーイズラブはそういうわけにはいきません。
小説、漫画…そこがいい所でしょう。実写となると、ボーイズラブというジャンルではなく、薔薇系になってしまいます。
そして、ここは結構重要だと思うのですが、ボーイズラブ好きでも薔薇はキツイという方が多いのです。


発散する場が無いなら、まぁ、高い金出して、声つきの美形少年おっさんの取っ組み合いを楽しむのもしょうがないかな、と思います。
しかし、今の勢いを見てると、そんなこともなくなるのかな、と。
本当に、そのうち、そういうジャンルがリアルでも確立されて。
なんか色々と、出てしまうんではないか、と思う程、凄まじいリビドーを感じるのですよ。