涼宮ハルヒの憤慨
相変わらず文庫の売れ行きが止まらないハルヒシリーズの最新刊ですが、発売初日に店頭に出す前に買ったにもかかわらず今まで放置してありました。
だって読む時間がないんだもの… (つД`)
いやー今回は初巻の憂鬱以来、すっかり影を潜めていた「ラヴ分」がしっかりと滲み出ていてイイ感じですねー。
キョンに恋愛小説を書くように仕向けたハルヒの心情を考えるだけで、御飯3杯はいけます(*´д`*)。
しかも、原稿を読んで表情が失せていくハルヒの様を想像するだけで、嫌いなセロリも2,3本はいけますね。
そこでキョンを問い詰めるハルヒとかもぅ!もうねっ!!*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
本筋に戻った事で、少しはラブを出す気になったんでしょうか。
手にとるようで取れない、行数で言うと1行、あくまでキョン視点のハルヒの僅かなデレ部分を楽しむのがハルヒファンの楽しみではあるのですが、さすがにちょっと最近は足りなさ過ぎていました。
っつーか、一巻がそれで完結させるために仕方ないのは分かってるんですが、ラブ的に巻を追うにつれて逆行してしまっているので、今回の展開は正しいのかもしれません。
更にアニメ化記念大サービスで、長門までも頑張っちゃってます。
生徒会長との闘いで立ち上るオーラと、キョンの恋愛小説を盗み見している長門は、ぜひ実写化してほしいです、期待してますアニメ。
だって、有希の名付けのシーンを入れるくらいだもの。これはやってくれるという合図ですよね。
涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる、というキャラだけが記憶に残る(つまりストーリーは欠片も残らない)このシリーズにおいて、憂鬱に続きやっと形に思い出せる一巻となりそうです。
次巻は更に、決定的な一冊となりそうな予感ですが。これで番外編を挟んだりしたら………まぁハルヒが可愛かったら許すけどさ(*´д`*)