AKUMAで少女

AKUMAで少女 (HJ文庫)

AKUMAで少女 (HJ文庫)

何か、HJ文庫にしては素早い重版がかかった作品ということで読んでみました。
まぁ、初回入荷のときに「表紙ではいけるな…」とは思ってましたが、中々HJまでは読む手が回らないので放置でした。




……ふんふん。


あれ?
んー。
…んー。


あんまし面白くないなぁ…。


いや、王道私大好きですよ?
ごっつーん!と頭ぶつけて「オレがオマエでオマエがオレで」的なお約束展開大好きですし。
勿論、隣のツインテ幼馴染がツンデレってのも大好物ですよ。
だけど、何かこの作品は琴線に触れないなー。
なんつーか。
外側から本を開いて文章を読んでいる、っていう感覚がずっと抜けなくて、物語の中に入っていけないんですよね。
感情移入できない。
見せる、見せる、見せてやる。っていう一文一文が並んでるから当然読むんだけど、まぁ…読むだけ、みたいな。
もしこれが、2次ドリみたく触手でエロエロで(*゚∀゚)=3なら、見せられる文章に興奮して作品の中に入っていけるんですが、
私の感想では、ラノベの舞台では中途半端なんじゃないの?ってしか感じられませんでした。


あと、正直ヒロインのツンとデレのタイミングが微妙だと思う。
これは好みが分かれるところかもしれないけど、個人的にはズレた所で切り替わるのでイマイチ萌えなかったカナー。
更に、クマいらね。
こいつが白け具合に拍車をかけている気がしてならん。
ビアン姉妹も同様。
しつこすぎても邪魔なだけ。


あー。しかし増刷されている現実は確かなわけで。
自分の感性が古くなっているのかなーとか思うとがっかり(´・ω・`)ショボーンです。