言葉の総量

人が一日に、話し・思い・感じ・溢れさせる言葉の総量ってのは決まってると思うんです。
感受性豊かで、心の機微に富む方は毎日多くの言葉を生み出していることでしょう。
私のように、日常に対しあまり眉を動かさない人間は、一日で少しの言葉しか生み出すことが出来ません。
言葉を表現できる総量。
喋ったり怒鳴ったりキーボードに打ち込んだり、と形は様々です。


最近私はツイッターをやってます。
ツイッターというのは、呟き…思ったこと感じたことをその場でつぶやくものです。
それはつまり、自分の中に言葉が生まれたその時を瞬時にすくいとるツールなのです。
吟味もされず、思いを心に落とさず、熟成もされないまま「ぱっ」と思い浮かんだ言葉が即座に外に出される、そんなツールです。


これは、良し悪しです。本当に。
飾り気の無い純粋な気持ちをつぶやいたことから流れ出す川もあります。
そして、その場で思い浮かんだ言葉をぐっとこらえて、自分の中で整理整頓して考えながら丁寧に発信して生まれる風もあります。
本当に、どちらが良い悪いじゃないんですよね。


しかし言葉の総量が決まっている以上、私はどちらかに偏ってしまいます。
昔はブログでした。今はツイッターです。
もっともっと言葉を生み出すことができるならいいのですが、如何せん日常から思いを引き出すことが苦手なものでして…。
自分がこうである以上、ブログへの姿勢も改めなければなら無いと思っています。
書けない。
書く余裕が無い。
でも、ブログでしか書けない事がある。ツイッターでは書いてはいけないこと、書くとフォロアーに迷惑がかかること。色々。


自分の言葉を残す場は、見苦しい様であってもなるべく残していきたいなと思ってます。
日記と同じ。
数年前の自分のブログと言うのは、確かに、面白いのです。