2010年上半期ライトノベルサイト杯 投票

ギリギリですが『2010年上半期ライトノベルサイト杯』に投票します。

新規部門

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)

青春ラノベの新スタンダード。
荒く不恰好なモーションで、泥まみれになりながらも走り続けるキャラ達に胸を打たれます。
おそらく卒業までの限られた時間内でシリーズがまとめられると思うんですが、
それまで強く輝き続ける作品だと思ってます。
【10上期ラノベ投票/新規/9784048682800】

神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)

全ての種明かしが終わった後の、あるはずのないエピローグのシーンにボロ泣き。
大賞の文字と、ステキな表紙に騙されて買って損はない。
【10上期ラノベ投票/新規/9784829134771】

アスカ ―麻雀餓狼伝― (スーパーダッシュ文庫)

ラノベで麻雀。表紙からは考えられないほど本格志向の麻雀ラノベです。
結構面白いんですよ？
昭和のニオイのする近麻作品読める方なら、ぜひ一度目を通して欲しいです。
むしろこの作品に投票するために、ラノサイエントリを書いたと言っても過言では無いッ！
【10上期ラノベ投票/新規/9784086305358】

東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)

もうね。
絶対にこれから面白くなっていく予感しかしない。
まだ一巻だからあまり派手なお話が無いけど、この静かに地を固めていってる力強さはひしひしと伝わってくる。
これから組み上げられていく物語に、期待。楽しみ。
【10上期ラノベ投票/新規/9784829135198】

空色パンデミック1 (ファミ通文庫)

作品として一番印象に残ってるのはこれです。
『空色パンデミック』という名の刃の切れ味は相当なもので、おそらく読んだ人の心全てに何かしらの傷を負わせます。
ラノベを読んでるならば、避けて通って欲しくない…いやむしろ自分から突っ込んで行って欲しい…
そんな作品です。
電撃で出てたら、結構面白い事になってたんじゃないかなー。

既存部門

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (3)上 (電撃文庫)

投票しない理由が見つからない。
あぁ、この厚さがもう愛おしい…。
物語よ、永遠なれ。
【10上期ラノベ投票/既存/9784048686006】

ミスマルカ興国物語 VII (角川スニーカー文庫)

今更、この面白さに言及するってのも野暮ですが。
ミスマルカ、ほんっと面白いです。次、次が読みたいぃぃぃ。
【10上期ラノベ投票/既存/9784044266233】

放課後の魔術師 (7)スマイル・ウィズ・ユー (角川スニーカー文庫)

とても良い作品でした。
小題を細かに出し続けることによるスピーディーな展開の演出はよかったなー。
恋愛ラブ要素も、清潔感のある…それでいてニヤニヤもできちゃう絶妙なバランスで。
キャラもいいのよ。７巻とまとめて読んでもそんな時間かからないし、未読ならぜひぜひ。
【10上期ラノベ投票/既存/9784044740078】

影執事マルクの秘密 (富士見ファンタジア文庫)

文章の優しさ。
ストーリーの優しさ。
キャラの優しさ。
この作品は、作者の優しさでできています。
どこまでもどこまでもあたたかい物語が、一つ位はあってもいい。
【10上期ラノベ投票/既存/9784829135051】

イスカリオテ〈5〉 (電撃文庫)

ノウェムかわいいよノウェム。
もっと売れていいとおもうんだよ、ホントに。
展開の熱さ。キャラの可愛さ。中二設定具合。そして、それを読ませる文章力。
どれをとっても、アレやソレやらに負けないんだけどなー
と思うのがわたしです。
【10上期ラノベ投票/既存/9784048685443】