読んだもの色々

水月fateがある為、全く日記に書かなかった本関係ですがちゃんと読んでたりするので忘れないうちに記録しておこう。
バクト! (富士見ミステリー文庫)
まず一冊目。バクト!です。確か富士見ミステリーの大賞とってます。
今更富士見ミステリーが全くミステリーではない、とは言いませんが本当ッにミステリーじゃないです。いや、もうかなり。
博打関係に少しでも足突っ込んだ事ある人にとってはそう面白いものでもないような気はします。BJとかポーカーとか。
キャラ造形も、そう魅力のあるのはいなかったような…。つーかあまり覚えてないくらいに何でもないお話でした。
先生の一人称ってのも、なんかイラつくんですがこれはワザとなのかどうなのか。
これが何故大賞作品を取れたのかが分からないってことは、私は大賞を取れないってことなのかな…がっくり。


ムシウタ〈01〉夢みる蛍 (角川スニーカー文庫)
二冊目。ムシウタでっす。
前々からイラスト的に気にはなっていたのですが、角川スニーカーにはなかなか手を出せない自分がいます。
俺は富士見派なんだー!みたいな若かりし頃の名残ですかね…しみじみ。
三人称記述による、読者騙しのトリックは結構面白かったです。次巻から何で引っ張っていくのか分かりませんが、ツカミはおkです。
あ、あと、ゆきほたるの柔らかな描き方が個人的には好きかな。


虫憑きという一般との差異付け。あと虫憑きの間でのランク付け。んでもって伝説級の存在。
設定的には、読者を引き込みやすい典型的なパターンですが、王道だからこそ安心して読めますね。多分続き買います。


悪魔のミカタ―魔法カメラ (電撃文庫)
そして3冊目。悪魔のミカタ
最初「見方」だと思ってました。「味方」だったのね…。
とりあえず最初のイラストカラーページの漫画っぽい作りは気になってましたが、あまりに巻数が出ていて今まで躊躇してました。
しかし、面白ければ本を読む幸せが長続きしていいなーって思い購入。


…。
んー。微妙…かな…。
おちゃらけた主人公の一人称ってのは新しいっていうかあまり無い感じで新鮮なんですが、肝心の感情移入がしにくい。
そういうのはサブキャラがやることなんじゃないか、ってのまで引き受けてるもんだから何か違和感感じるんですよねー。
まぁ、それは最近の一人称主人公像ってのがあまりに均一化しすぎてるってことの裏返しとも言えますが。


悪魔が全然出てこなかったのも拍子抜けだったかな。まぁ第一巻だからしょうがないのか…。
ヒロイン殺しって演出もなかなか勇気あるっちゅーか、必死感みたいなのが見え隠れします。
まぁ、私的にはヒナはもうどーでもいいっていうか、姉妹萌えー!!
一巻ラストは良かったですよ!
でも続き買うかはやっぱり微妙。感情移入しにくいから、読むの疲れるんです。


あと漫画も結構買ってるのですが、fateに忙しくて…。
とりあえず終わらせちゃおう。うん。