自作小説

どこまでも。

年末年の瀬大晦日。 いつもは車の陰すら見えない場所に、白や灰色や赤色の乗用車が列を成している。 例えばガソリンスタンド。 例えばキャバクラ。 例えばホームセンター。 全く…もっと早く準備をしていればこんな事にはならなかったのに。 そう呟く助手席の…

久々に。

刃。 ごめん、僕は切り裂かれるとしか思っては居なかったんだ。だから許してくれよ。 …そんな、怖い目で見なくていいじゃんかよ。 だってさ。 僕のことをまるで、ムシケラとかウジムシとかソコラヘンノクズの様に扱ってたでしょ? 何で今更、僕を必要とする…

30分勝負

次のお題は………「珍しい」…って形容詞かよ! 岐阜は高山に旅行に来て二日目。そろそろ自由行動の時間になる。 「佐藤君はどこへ行くの?」 「ん、俺?俺は…適当に回ろうかと思ってる。予定立てるの面倒だし」 「そっかぁ…」 「下倉、お前は?」 「えっと、私…

やっぱり量を書かなきゃいけないのだ

分かってはいたのですが、やはり自分が書いてる量ではまだまだ足りない!と。 そんなわけで、ブログ上でも練習として小説を書こうと思います。 お題はそうだなぁ……… 魔法の杖方式で、辞書で適当に開いたページの言葉をテーマにしよう。うん。 使っていい時間…